乃羽の日常

昔色々あって世の中に生きづらさを抱える引きこもりアラサー

精神科やめた話

10年以上通った精神科を辞めた。

 

元々行き始めたのは、学生時代のいじめが原因。不登校になり精神的に病み、それで精神科にかかった。

 

今まで精神科入院も経験し、自殺未遂も自傷行為もあった。とにかく荒れてた。

 

結局長年通っても最近は決定的な診断も下らず、新しく変わった主治医も優しさに欠け、患者を見下すような態度を取るので、診察が苦になっていた。最後に行った診察は私も半泣き状態になりもう辞めたいと思った。

 

それをずっと通ってるNPOの支援者に相談したところ、実際他のメンバーにも受診に疑問を抱き辞めた子はいるよと教えてもらい、そういう道もあるんだと思うと私だけじゃないんだと安心した。

 

もらってる薬はあるものの、依存性があるものはとっくに辞めているので自分なりに減薬して辞めようと思う。実際もう減薬スタートしている。

 

一番の不安は離脱症状が出たらどうしようと思うこと。この前抗不安薬を主治医から一気に辞めさせられた時は死ぬんじゃないかと思うような離脱症状に遭った。何故ゆっくり減薬じゃなく一気に断薬させられたのか謎。やっぱりこの医者はおかしい。

 

長年、社会不安障害と言われてたので抗不安薬を飲んでたが、その薬を辞めさせられ、症状を訴えても無視されてたこの頃だった。

 

しんどいと訴えても、「あなたはしんどそうには見えない」「うつ病の人は爪を切ってシャンプーして身だしなみを整えてるあなたみたいにしません」と言われ最終的に見た目だけで判断をしてきた。そもそも外来でそんなにボロボロな患者は見たことがない。

私は至ってナチュラルな格好をしてただけでおしゃれをしたつもりもなかった。人前に行くんだから前日に入浴して清潔にするし、もちろんうつ病の人でもおしゃれに着飾る人もいれば、ナチュラルな格好をする人だっていると思う。一概に言えないのに、決めつける医者はどうかと。

 

そんなこんなで鬱憤が溜まって帰っても悪夢に魘されて、次第に次の受診がストレスで休めない状態になった限界の先が通院を辞めると考えた。

 

実は前にも辞めようと思ったけどヘタレだったからできなかった。

 

でも今回ばかりは辞める。こんな医者というか人間に会ってたら時間の無駄だと思う。余計にメンタルが疲弊してしまう。

 

それに最近はメンタルも回復してきた。吹っ切れたのか歳のせいなのか不明だけど、寝たら明日にはどうにかなってるし、睡眠薬だって飲まなくても寝れるようになった。気分障害が無いからマシなのかもしれない。

 

今は何が薬かと言うと、

 

・安心できる人間関係

・そういう人との対話

・居場所(NPO)

NPOでお小遣い稼ぎにちょっと働いてるので働いてる自負があること

・睡眠、食事

・推し

 

私が社会人として働くかじゃなく、なぜNPOなのかと言うと根底にあるのは「一般社会での生きづらさ」がある。

 

世間的には私はアラサーで無職。ただ不登校時代から繋がりがあった方の場所が現在NPOで、そこに存在意義を持っている。

 

そこには私と同じ世代で同じような生きづらさを持ったメンバーが多い。年齢層は割と幅広い。B型やA型、デイケアなどそう言うサービス事業所でさえ合わないというメンバーが多い。

 

似たようなメンバー、安心できる支援者、人間関係、居場所があるということが一番助かっている。これが無い場合はアルバイトでも探して働くか惨めに引きこもりになるかしかない。

 

そのような薬を大切にして救われて、お互い助け合って、これから長い人生を生きていこうと思う。

 

さよなら精神科!