乃羽の日常

昔色々あって世の中に生きづらさを抱える引きこもりアラサー

グレーゾーンの人の受け皿

引きこもり、無職、ニート。なんらかの理由でそうなった人は多いはず。

 

頑張って社会復帰できる人もいれば難しい人もいる。

 

私がそうだが、精神科へ行っても障害でも病気でもなく、かと言って健常者と言われると「うーん」って思う。

 

そんなグレーゾーンの人の受け皿があまり行き届いていない。

 

引きこもりなら原因は病気だろうから精神科行きなさいと自治体からは勧められるだろうけど、みんながみんな発達障害精神疾患が根底にあるとは限らない。

 

私がずっと通ってる地元のNPOではそんなグレーゾーンを受け入れている。

 

きっと引きこもりから社会復帰するにはB型やA型という就労支援を勧められるはず。

それには精神科に行くことが条件だったり手帳がいる場合がある。

 

でも精神科に行って何も異常は無いと言われたら就労支援には行けない。障害者ではないと弾かれたらハローワークや若者サポートとか。

 

そこまでに行くのに引きこもりの人はハードルが高いと思う。

 

もちろん住んでる地域によっては引きこもりをサポートするNPOなどの場所はあるだろう。

 

ただ全部が全部、温かい支援があるとは限らない。

 

引きこもりを社会復帰させようと強引な手を使うところもあるだろうし、でもそれをされると余計復帰が難しくなったり、社会が怖いと恐怖を倍増してしまうことも。

 

手軽に行けて、手軽に相談できて、社会復帰後も相談支援があったり、辛い時に居場所として使えたり。

 

もしくはグレーゾーンの人対象の就労支援とか。障害者だけに特化せずに。

 

障害者は障害者で就労支援は必要だけど、グレーゾーンにも必要だと思う。

 

ハローワークで社会復帰がうまくいかないとやっぱりダメかと諦めてしまう。そして引きこもりが長引く。自己嫌悪や劣等感でいっぱいになる前に、引き出すんじゃなくて本人がそこで安心できるような場所。暇だから行こうかな、家にいるよりそっちに行こうかなって気軽にいけるような居場所。

 

そんな安心できる居場所がいっぱいできたらなぁ。

 

私が通ってる場所も安心できる場所だからずっと通えてる。相談に乗ってもらえるし、ちょっとのお小遣い稼ぎのバイトもある。同じような人しかメンバーにいないので程よい距離感でみんな安心して所属している。

 

もちろん頑張れそうな人は一般のバイトにチャレンジしていいし、規則や年齢制限とか無いから良い。

 

もっと引きこもりから気軽に脱却できるような、温かい支援が増えたらいいな。